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オルセー美術館 建物編 [オルセー美術館]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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パリからの帰国は21時55分発の夜行便なので、フランス旅行の最終日(7日目)は盛りだくさんとなりました。最終日で最初に訪れたのが上の写真のオルセー美術館でした。前を流れている川はセーヌ川です。
 1日目 セーヌ川散策 ノートルダム寺院 ルーブル美術館周辺
 2日目 モンサンミッシェル
 3日目 モンサンミッシェル
 4日目 ルーブル美術館 ノートルダム寺院 凱旋門 シャンゼリゼ通り
 5日目 ヴェルサイユ宮殿 チョコレート店2ケ所
 6日目 ロワールの城めぐり 
 7日目 オルセー美術館 サント・シャペル セーヌ川クルーズ 他 帰国

オルセー美術館の後も、いろんな場所に行きたかったことから開館と同時に入りたくて早く来てみたところ、本当に1番になりました。ホテルをチェックアウトして荷物を預けて8時10分に出発して美術館に着いたのは8時50分でした。開館時間の9時30分には長い行列が出来ましたが、9時を過ぎだ時点でも、まだ人は少なかったです。入口は下記の3種類ありましたが、我々はチケットを当日買うのでAの入口に並びました。フランス語と英語とスペイン語の説明が書かれていました。
クリックすると拡大右の写真は後ろに並んでいた日本人の方が9時4分に撮ってくれました。列は10名
 A   当日チケット購入
 C-1 車椅子利用者などの優待者
 C-2 チケット事前購入済み
  B   グループ専用入場(要予約)
  D   学校団体専用入場(要予約)
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オルセー美術館もパリの他の美術館と同様に絵画の写真撮影は自由なので、沢山の作品の写真を撮りました。それらの作品の写真の紹介は次回(作品編)に紹介するとして、本記事では建物を紹介したいと思います。
オルセー美術館の建物は1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設されたオルセー駅の鉄道駅でした。この角度から見てもとても駅とは思えない立派な建物でした。見えている橋はロワイヤル橋です。写真を撮っている場所はレオポール・セダール・サンゴール橋(ソルフェリーノ橋)でコンコルド橋とロワイヤル橋の間にあります。
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レオポール・セダール・サンゴール橋(ソルフェリーノ橋)をセーヌ川の対岸まで渡って撮った写真です。1900年に出来たオルセー駅はパリからオルレアンやフランス南西部へ向かう長距離列車のターミナルで、かまぼこ状の大屋根(トレイン・シェッド)の下の地下に10線以上のホームを備えていたそうです。1939年に近距離列車専用駅となり、近代化に伴い駅としては狭いことから、一時は取り壊される可能性もありましたが、1970年代からフランス政府によって保存活用策が検討されはじめ、イタリアの女性建築家ガエ・アウレンティの改修により19世紀美術を展示する美術館として生まれ変わり1986年にオルセー美術館として開館したそうです。
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冒頭の写真とおなじですが、セーヌ川の対岸から見たオルセー美術館です。駅舎だった時の特徴を外観で最もよく残しているのが2つの大きな時計です。この写真はクリックすると特別に大きく拡大するので是非とも2つの時計を拡大して見てもらえればうれしいです。
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写真を撮っている時にセーヌ川のクルーズ船が通りました。オルセー美術館では、2月革命のあった1848年から、第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品を展示することになっており、それ以前の作品はルーヴル美術館、以降の作品はポンピドゥー・センターという役割分担がなされているそうです。所蔵作品は約2万点で常設だけで約4000点が展示されているそうです。1848年~1914年は我々にとってなじみ深い作者や魅力的な作品が多いことから、年間344万人(2015年)の来館者がある人気の19世紀専門美術館です。
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建物の特徴である時計の部分を拡大いたしました。
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文字盤の部分を拡大いたしました。
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駅舎だったことを示しているのが「PARIS - ORLEANS」です。これも是非ともクリックしてもらいたい写真です。
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外から時計を見ていると、中からも見たくなります。こちらが中からの写真です。文字盤は透明ガラスでできていたのです。こちらの時計は2つの時計の東側の時計です。東側はセーヌ川の上流側になります。
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時計の文字盤を通してモンマルトルの丘が正面に見えました。
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さらに拡大いたします。クリックするとさらに拡大いたします。この時計が117年前の1900年に作られたとはすばらしいと思います。
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もう1つの西側の時計の内側は素敵なレストラン(カフェ)になっていました。名前はCafé Campanaでした。人が写っているので文字盤時計の大きさが分かってもらえると思います。人の身長の4~5倍の大きさがありそうです。上の時計とは大きさが同じですが、床の高さが違いました。
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最初に紹介した東側の時計の内側からの写真を露出調整しました。最初の時計の部屋は展示室で、ヒトデのような芸術的なソファーが置かれていました。
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大時計の機械部分を上の写真から切り取り拡大いたしました。時計が大きいので機械部分が小さく見えますが、全体の大きさと比較すると結構大きいのだと思います。
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大時計のある展示室に置かれていたヒトデのソファーです。右のドアから外に出ることが出来ました。
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そのヒトデのソファーが置かれていた展示室の横のドアから屋外に出て、もう一方(西側)の時計の方向を撮った写真です。
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駅舎だった雰囲気を残している室内の写真を紹介します。ここに線路が並んでいた沢山の列車が泊まっている光景を目に浮かびます。ホームは高さ32m、幅40mのドーム状の屋根(トレイン・シェッド)で覆われていました。蒸気機関車の使用する駅では切符売り場や待合室などはホームとは独立した駅舎に設けられるのが普通でしたが、オルセー駅では大きなドームによって一つの屋根の下に初めて納められたそうです。ドーム内部の壁画や装飾も以前の駅には見られなかったそうです。ドームの西端には大時計が掲げられています。
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その大時計です。直径は6mだそうです。
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地上からの景色です。
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地上からだと広さが実感できました。
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建物は、壁の装飾と鉄骨とガラスの芸術と言えると思います。
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エッフェル塔が作られた時代の最新の技術で作られた建物であることが感じられました。オルセー駅に使われた鉄骨の総量は12000トンにのぼり、エッフェル塔の7500トンを上回っています。ただし、鉄骨構造でありながら、オルセー駅はルーブル美術館やチュイルリー庭園の対岸に位置するため、鉄骨やガラスの目立つデザインは受け入れられず、セーヌ川に面した正面は化粧石で覆われて、今の景観になったそうです。
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絵画の紹介は次回の絵画編で行いたいと思いますが、今回は1枚だけ紹介したいと思います。2016年9月22日に神戸市立博物館で行われていた松方コレクション展で見た絵があったからです。フランスから返還されなかった18 or 19作品の内、オルセー美術館には11作品の松方コレクションが所蔵されています。その11作品の中の1枚です。もちろん日本では写真撮影は禁止されていましたので写真が撮れたのは貴重でした。
 松方コレクション
  洋画など    約2650点
   日本持ち込み 約1300点 世界恐慌により散逸(さんいつ)
   フランス保管 約 400点 19点を除き370点が日本に返還される
   イギリス保管 約 953点 1939年にロンドンでの火災で焼失
  日本の浮世絵  約8200点 現在は国立西洋美術館に保管
 オルセー美術館所蔵の松方コレクション → 記事
  ボンヴァン  チーズのある静物
  ボンヴァン  鴨のある静物
  ボンヴァン  野兎のある静物
  クールベ   フラジェの農夫たち
  マネ     ビール・ジョッキを持つ女
  ゴーギャン  シュフネッケルの家族
  ゴーギャン  扇のある静物
  ゴーギャン  ブルターニュの風景
  ゴーギャン  ヴァイルマティ
  ゴッホ    アルルの寝室
  ロートレック 庭に座る女 ジュスティーヌ・デュールの肖像 
 写真の作品
  題名 庭に座る女 ジュスティーヌ・デュールの肖像
  製作 1891年
  作家 トゥールーズ ロートレック
  分類 松方コレクション
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パリの三大美術館の場所を紹介します。
 オルセー美術館 (Musée d'Orsay)
 ルーヴル美術館 (ルーブル美術館 / Musée du Louvre) → 記事
 ポンピドゥー・センター (Pompidou Centre )の中の国立近代美術館
 泊まったホテル


航空写真に切り替えてオルセー美術館辺りを拡大してみました。


こちらは1920年のオルセー駅の絵ハガキです。Wikipediaから転用させていただきました。
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当時の内部の写真です。こちらはWikipediaからリンクされたサイトから転用させていただきました。
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コメント 26

kazu

SORIさん、おはようございます。

フランス旅行の最終日の朝早く、オルセー美術館に行かれたのですね。
私も数年前に、最終日の一日前の自由時間に行ってみました。
大きな時計が印象的でしたよね。
内から外から絶妙に時計を取られていますね。
時計の文字盤を通して、モンマルトルのサクレクール寺院まで見えるとは思いませんでした、素晴らしいです。
昔の駅舎らしい風景が漂っていましたね。

外観はセーヌ川ナイトクルーズで、ライトアップされていたのでよく見ることが出来ました。

by kazu (2017-05-07 07:51) 

SORI

kazuさん おはようございます。
自由時間に行かれたのですね。オルセー美術館の作品は我々の知っているものが多いので魅力的です。
まさか時計を内側から見れるとは思ってもいませんでした。針を回す部分の機会も時計の大きさに比べると小さいのにも驚かされました。もっと大きな歯車などがあると思っていたのです。
セーヌ川から見上げたオルセー美術館は大きかったのではないでしょうか。ライトアップされているときれいだったことでしょう。
by SORI (2017-05-07 08:08) 

kazu

SORIさん、こんにちは。

オルセーの作品は、有名な絵が多いので楽しかったですよね。
フラッシュなしなら撮影はOKでしたので、私も沢山撮ってきました。

最終日前と最終日はそれぞれ半日のフリータイムがあったので、
オルセーとオランジュリー美術館、モンマルトルのサクレクール寺院、
最終日は、オペラ座、エッフェル塔、凱旋門とそれぞれ入場と昇ってきました。
すべて地下鉄での移動でした。
乗り換えも行く前に入念に調べて行ったおかげで、現地では間違えませんでした。
バスの中でフリータイムの話をしていたら、後ろの座席の同じようなご夫婦が「是非一緒に連れて行って」と言われ同行しました。

by kazu (2017-05-07 13:09) 

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

時計の裏側に歯車があるかと思ったら、レストランなんですね。
毎正時の時報は、うるさいから鳴らないんでしょうね。(^0^)
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2017-05-07 15:53) 

SORI

kazuさん こんにちは
パリではフリータイムで沢山の場所に行かれたのです。エッフェル塔を登るのは行列を見て断念したことを思い出しました。すばらしいです。パリ市内の観光は地下鉄が便利ですね。でも娘がスリにあいそうになりました。マイバス社の添乗員の方からスリの手口を聞いていて警戒していましたが、それでも狙われました。若い男女の2人組で男性が進行方向で突然に立ち止まって、後ろの女性が荷物を取ろうとしたそうですが、気が付いて手を振り払って難を逃れました。地下鉄車内では、スリに注意の英語と日本語の車内放送も行われていました。路線によっては日本語だけの放送だったのには驚かされました。やはり日本人が狙われているのだと実感いたしました。
by SORI (2017-05-07 17:38) 

tarou

こんにちは、山のホテル(ツツジ)にコメントを有難うございました。
GWも終わり、普段の生活に戻りますね(^_^)v

大きな時計のからくりは、シンプルで驚きです。

天井も高く、明り取りも大きな美術館で、
作品もよく見れそうですね。



by tarou (2017-05-07 17:58) 

SORI

なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん こんにちは
ランチは1階のカフェで食べました。今から考えると、再度、最上階まで登る手間がありましたが、こちらでランチをすればよかったと後悔しています。
by SORI (2017-05-07 18:27) 

SORI

tarouさん こんにちは
GWも終わりですね。今回は次男が来てくれました。
オルセー美術館は駅舎だった特徴を活かした魅力的な空間でした。
このような建物でも解体の危機があったのには驚かされます。一度壊してしまえば元には戻らないのだと痛感いたしました。美術館として活用することを決定した人たちはすばらしい決定をしたと思います。
by SORI (2017-05-07 18:38) 

夏炉冬扇

威厳のある美術館。
ロートレックの絵。教科書クラス。
by 夏炉冬扇 (2017-05-07 18:56) 

SORI

夏炉冬扇さん こんばんは
特にセザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ロートレック、ピサロ、ドガ、マネ、モネ、ミレー、ルノワールの作品が沢山ありました。
by SORI (2017-05-07 21:46) 

旅爺さん

お早う御座います。
GWも終わって今日からのスケジュールは?
ゆっくり楽しみたいけどお仕事でしょうね。
フランスは2度行きましたがオルセー美術館はまだ見てません。
楽しみにしておきます。
by 旅爺さん (2017-05-08 05:52) 

muku

素敵。。。やっぱりフランスは建物が素敵。
時計なんて何??
透けて見えるし街並み綺麗だし、展示品も綺麗。
行けるお金がないけど行きたい!^^
by muku (2017-05-08 06:28) 

SORI

旅爺さんさん おはようございます。
オルセー美術館は初めて行きましたが、これから行く人には訪問を進めたくなるところでした。美術の教科書に出てくる絵画を最も多く所蔵されている美術館のような気がします。
by SORI (2017-05-08 07:00) 

SORI

mukuさん おはようございます。
パリに行くと行きたいところが沢山あると思います。そんな中でもお薦めで美術館です。絵画の好きな人ならば、訪問は必須と言える美術館だと思います。
by SORI (2017-05-08 07:09) 

みぃにゃん

おはようございます。歴史的な建物ですね~時計がかなりの大きさでビックリです
by みぃにゃん (2017-05-08 07:41) 

Rinko

美術館に一番のりは嬉しいですね~^^
それにしても、内側から見た時計とその景色の美しいこと!きっと景色まで計算されて作られたんでしょうね。117年前から変わらぬ景色を前に時を刻んできたんだな~と感慨深く拝見いたしました。
by Rinko (2017-05-08 07:47) 

YOUR-MOM

思いもかけないオルセーの時計の内側からの写真
機会があったら私も行ってみたいです。

by YOUR-MOM (2017-05-08 09:00) 

johncomeback

SORI さん こんにちは
拙ブログへのコメントありがとうございます。

凄い時計ですね、確かにこれが117年前に作られたのは驚きです。
僕はアート音痴で美術館とは無縁ですが、ここには行ってみたくなりました。
by johncomeback (2017-05-08 11:17) 

SORI

みぃにゃんさん こんにちは
遠くから見ても大きく見えるようにフランスの威信をかけて作ったのだと思います。日本で新幹線を東京オリンピック(1964年)に合わせて作ったように、パリ万博(1900年)に合わせて作ったことが伝わってきました。
by SORI (2017-05-08 16:17) 

SORI

Rinkoさん こんにちは
ほんと一番になるとは思ってもいませんでした。中に入ると人が少なくて気持ちがよかったです。117前にこれほどのものを作っていたのには驚かされました。天井も壁もガラス張りでした。
by SORI (2017-05-08 16:21) 

SORI

YOUR-MOMさん こんにちは
是非とも見てほしいです。外から見ていたので内側が気になっていたおかげで写真に収めることが出来ました。
by SORI (2017-05-08 16:24) 

SORI

johncomebackさん こんにちは
紹介出来て良かったです。そんなに注目されていませんが、オルセー美術館の特徴の一つだと思います。
by SORI (2017-05-08 16:28) 

リュカ

行く予定はまったくないけど、
予習してる気分で拝見しました!^^
あー、行ってみたいなあ~(笑)
by リュカ (2017-05-09 09:43) 

SORI

リュカさん こんにちは
調べていくともっと沢山の発見があったかもしれないと思うことが沢山ありました。やはり事前の予習は大切ですね。
by SORI (2017-05-09 11:45) 

enentsunagi

写真を見て懐かしくなりました。 小生はルーブル美術館の会員
でした。「アミ・ド・ルーブル」といいます。この会員権があれば
ルーブルは無料、オルセー他の美術館は半額でした。従って、オルセーには百回は行ったでしょう。 遠い過去となりましたが・・・。
by enentsunagi (2017-05-11 10:10) 

SORI

enentsunagiさん おはようございます。
ルーブル美術館の会員「アミ・ド・ルーブル」だったとは、すばらしいです。オルセー美術館だけで100回も行かれたとは驚きです。その知識と経験が今のenentsunagiさんのブログに反映されているのでしょうね。
 enentsunagiさんのブログ http://ameblo.jp/enentsunagi/
by SORI (2017-05-11 11:02) 

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